自己啓発とは
自己啓発とは、自分をよりよくしようという努力をいいます。
自己啓発によって、今よりももっと高い能力を身につけ、社会的に成功したい、経済的に豊かになりたい、好ましい人間関係を築きたいという願いは大抵の人が持っているでしょう。
現状に満足せず、もっといい状態を目指す気持ちが強いと、自己啓発のための方法を探すようになるはずです。
自己啓発の方法として安上がりなのは、自己啓発の本を買って読み、書かれている内容を実行に移すこと。
これは自己啓発の本を買うお金しかかからないので、とても経済的な方法だと思います。
ただし、自己啓発の本を買って読み、書かれている内容を実行に移せる人はほとんどいません。
自己啓発の本を読んで感動しても、すぐに実行しないと、感動が薄れてやる気が起こらなくなってしまうからです。
本屋さんには自己啓発に関する本のコーナーがあり、たくさんの本が積まれていますが、それを役立てることのできる人はごくわずかでしょう。
自己啓発の方法には他にも、CDを聴く、自己啓発セミナーに行く、資格を取るなど、色々なやり方があります。
まずは、自分がどうなりたいのか考えて、それを実現するための努力をコツコツと積み重ねるといいかもしれません。
でも、自己啓発に夢中になりすぎて、家族関係や仕事を疎かにしてしまっては本末転倒です。
自己啓発はあくまでも、自分を今よりもいい状態にするために行うのですから、くれぐれもその辺のバランスには注意してください。
自己啓発セミナー
自己啓発セミナーには、色々なものがあります。
自分をよりよくするための知識や技術を身につけることができる自己啓発セミナーもあれば、一時的にモチベーションがあがるだけですぐに元に戻ってしまう自己啓発セミナー、詐欺や新興宗教に誘い込むことを目的とした自己啓発セミナーなどです。
最初は、無料や数千円単位の費用で参加できたのに、次第に高額な費用が必要になる自己啓発セミナーや自分以外の参加者を勧誘させられる自己セミナーもありますから、おかしな自己啓発セミナーにはまりこんで、散財したり、友達をなくさないように気をつける必要があります。
安易な気持ちで自己啓発セミナーに参加して、人生をムダにしないために、主催者団体の名前やその自己啓発セミナーに参加した人の体験談をインターネットで検索するくらいの慎重さは持ちたいものです。
多少、怪しげな内容の自己啓発セミナーだったとしても、自分は大丈夫などと自分を過信していると、気がついたら新興宗教に入団していたということになりかねません。
ずっと連絡を取っていなかった友人がいきなり電話してきて誘ってくるような自己啓発セミナーや街角で見知らぬ人が声をかけてくるような自己啓発セミナーには特に注意が必要です。
自己啓発セミナーの被害者の中には、人格が崩壊して自殺したり、破産したり、監禁された人もいます。
長い間、自己啓発セミナーの後遺症に苦しむ人も少なくないのです。
自己啓発セミナーに参加する時には、その自己啓発セミナーの信頼性をよく確かめてから参加しましょう。
自己啓発CD
自己啓発CDをいくつか紹介します。
まずは、メディアにも頻繁に露出している人気セラピスト石井裕之さんの「ダイナマイトモチベーション6ヶ月プログラム」です。
価格は63,000円(税込)とやや高めなのですが、三十日間の返金保証がついているので、もし、自分には合わないなと思ったら、途中でやめることができます(返送料は自己負担)。
最初からそんな高い費用は出せないという人には、「『心のブレーキ』の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~」や「『心のDNA』の育て方~夢と目標を実現する7つの心理セラピー~」、「『もうひとりの自分』とうまく付き合う方法~思い通りに自分を動かす4つの法則~」を試してみるといいでしょう。
どの本も石井裕之さんのセラピーを聴くことができるCDが付いているので、自分との相性を確かめることができるはずです。
潜在意識を変える自己啓発CDとしては、ポール・マッケンナさん著の「7日間で人生を変えよう(CD付き)」や「45分で強い自分になろう ~自信獲得プログラミングCD付き~」も高く評価されています。
白石謙二さん著の「世界一簡単に自分を変える方法(CD付)~言葉と声を磨く7つの習慣~」は、話し方を変えることで人間関係を変えることができるというちょっと変わった自己啓発の本で、付属のCDで実践的なトレーニングができます。
他にも、あまりにも有名で、自己啓発CDといえば知らない人はいないナポレオン・ヒルやアンドリュー・カーネギーの自己啓発CDシリーズもたくさんの人に聴かれています。