自己啓発 目標
自己啓発には、目標設定が欠かせません。
将来、どんな人になりたいのか、そのためにはどんな努力が必要なのか、じっくりと考えた上で目標を設定し、それに向かって努力するというのが一般的な自己啓発のやり方だと思います。
ただし、その場合の目標設定は、現実的かつ具体的でなければ、達成することは難しいでしょう。
「たくさんの収入を得られるようになりたい。
」とか、「キレイになりたい。
」では、どういう状態になったらその目標が達成されたのかが曖昧すぎるのです。
「たくさんの収入を得られるようになりたい。
」という目標であれば、年収○○万円と具体的な金額を設定します。
「キレイになりたい。
」という目標なら、自分にとってどんな人がキレイだと思うのか、改善の余地はどこかなどを突き詰めて、「プロポーションをよくするための筋トレを一日おきに15分行う。
」とか「メイクアップ教室に通う。
」などの具体案を出します。
実現するための方法もみつからないのに、現実的に不可能な目標を設定しないように注意してください。
例えば、サラリーマンなのに月に100万円ずつ収入を増やす(副収入があればできることもあるかもしれませんが)とか、一ヶ月で10キロ痩せるなどです。
自己啓発のための目標設定は、長期的な大きな目標と短い期間で達成できる目標に分けた方が実現しやすくなります。
一年後の目標を達成するためには、半年でここまでできている必要がある、三ヶ月でここまで、一ヶ月でここまで、一週間でここまでという具合に、期間と目標を区切っていくのです。
そして、最初に設定した目標が合わなくなったと感じたら、迷わずに変更する柔軟さも大切だと思います。
自己啓発 本
自己啓発の本として、世界中の人に読まれているのが、ナポレオン・ヒルさん著の「思考は現実化する」です。
1937年発行されて以来、世界中で読まれ続けている不朽の名作といえるでしょう。
1902年に書かれたジェームズ・アレンさん著の「『原因』と『結果』の法則」は、デール・カーネギーさんやオグ・マンディーノさんなどに強い影響を与え、聖書に次いで世界中で読まれている自己啓発の本です。
スティーブン・R. コヴィーさんとジェームス・スキナーさんの共著「7つの習慣―成功には原則があった!」もベストセラーになり、高い評価を得ています。
スティーブン・R. コヴィーさんの著書には他にも、「第8の習慣『効果』から『偉大』へ」があり、ジェームス・スキナーさんの著書には、「成功の9ステップ」があります。
神田 昌典さんの「非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣」も、人気の高い一冊です。
文体に違和感を感じる人もいるかもしれませんが、内容的にはそれほど「非常識」ではありません。
納税額日本一のお金持ち社長として有名な斎藤一人さんの著書「変な人の書いた成功法則―四年連続トップ納税者が語る」も、一風変わった自己啓発本です。
神様や宇宙の法則などの言葉が普通に出てくるので、スピリチュアルなことに抵抗がある人には合わないでしょう。
本田 健さんの「ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣」や水野 敬也さんの「夢をかなえるゾウ」も、一度は読んでみてほしいオススメの自己啓発本です。
自己啓発 方法
自己啓発の方法には色々ありますが、最も人気が高いのは、パソコン関連の勉強だそうです。
次に人気があるのは、英語などの語学の習得で、三番目に人気なのは資格取得のための勉強なのだとか。
自己啓発に興味がある人でも、自己啓発のためにかける費用は一ヶ月で1万円以下という場合がほとんどで、男性は独学を好み、女性はスクールなどに通うことを選ぶ傾向があるようです。
自己啓発の方法としては、市販の教材を使って独学で学ぶ、専門の講師が教えてくれるスクールに通う他にも、通信教育で学ぶ、eラーニングで学ぶ、NHKのラジオ・テレビ講座を活用する、大学の公開講座に参加する、自治体が行っている市民講座で学ぶなど、たくさんの選択肢がありますから、自分にとって学びやすいスタイルを選ぶといいでしょう。
お金を全くかけなくても、自己啓発に努める方法はいくらでもあります。
できるだけお金を使わずに、自己啓発に励むというのも興味深いチャレンジかもしれません。
自己啓発のための教材やセミナーの中には、何十万円もかかってしまうものも少なくないですが、かかった費用の分の効果が得られるかはその人次第です。
お金をかけた分だけ、能力や人格などが高まるわけではないので、無理のない範囲でコツコツと努力を継続することをオススメします。
自己啓発のために何かを学ぶのなら、効率よく勉強するための方法について先に知っておいた方が結果を出しやすいでしょう。