英語 プレゼン
英語のプレゼンで注意したいのは、原稿にあまり頼らないようにすることです。
英語のプレゼンでよく使われる例文や決まり文句なども多いので、プレゼン原稿を作ること自体はそれほど難しくないでしょう。
問題は実際のプレゼンで上手に話せるかどうかです。
原稿を覚え込むくらい何度も繰り返し練習して、聴衆の様子を観察できるくらいまでのレベルに持っていかないと、英語のプレゼンで成功するのは難しいかもしれません。
質問されたことにも、英語で答えなくてはならないので、それなりの語学力も必要だと思います。
また、英語のプレゼン原稿を書く時には、結論から先に書くといいプレゼンにしやすいです。
結論をしっかりと作ってから、それに合わせた導入、結びにしていくと、よりまとまりのいいプレゼンにできるでしょう。
発音が正しいかどうかも、できればネイティブに確認してもらいたいところです。
日本語同様に余計な言葉を挟まないことやあまり「日本が」、「日本は」といい過ぎないようにするのも大切かもしれません。
英語のプレゼンが上手な人のプレゼンを参考にするのもオススメです。
金出 武雄さんの「素人のように考え、玄人として実行する―問題解決のメタ技術」という書籍も、世界的な研究者ならではのいいプレゼンの仕方が紹介されているので、役に立つと思います。
英語でのプレゼンに限らず、英語でのコミュニケーションは場数を踏むことが何よりも大切です。
充分に準備をしたら、とにかく経験してみましょう。
プレゼン 素材
プレゼン素材の中には、無料でダウンロードできるパワーポイント用のクリップアートやテンプレートがたくさんあります。
クリップアートを効果的に使えば、文字ばかりになってしまうのを防げますし、印象を明るくすることができるはずです。
プレゼンしたい内容に合わせたテンプレートを使うことで、説明をよりわかりやすくすることもできるでしょう。
できれば、あまり他の人に使われていないクリップアートやテンプレートを使用すると、印象がよくなるかもしれません。
プレゼン資料を用意する時に慌ててプレゼン素材を探すのではなく、日頃から使い勝手のよさそうなプレゼン素材をみつけておくといいですね。
写真素材や和風素材など、相手に合わせて工夫してみるのもいいと思います。
無料でダウンロードできるプレゼン素材を提供しているサイトとしては、120,000点を超える種類がある「Microsoft Design Gallery Live」や(株)リコーが運営している「プリントアウトファクトリー」、IT系のプレゼン素材が豊富な「Presentation Exchange」や富士ゼロックス(株)の「That's COLOR tainment-イメージ素材集-」などがあります。
プレゼン素材をどうチョイスするか、どんな風に組み合わせるかにも、その人の個性が出るものです。
できれば、本番前に誰かに確認してもらうと、センスを疑われるような失敗をしないで済むでしょう。
プレゼン 資料
プレゼン資料を作る時には、まず説明したいことの全体像や流れを考えることが大切です。
聴き手がどんな人たちで、どのようなことに興味があり、どういう風に説明すればわかりやすいのかを考えるのも重要でしょう。
伝えたいこと、伝えたい相手、伝えたい相手にとって理解しやすい資料や表現法を考えてからでなければ、効果的にプレゼンするための資料集めは難しいはずです。
必要であれば、視覚的に訴えることのできるグラフや表、写真や映像なども使用します。
プレゼン資料を作る上で大切なのは、自分達が伝えたいと思う情報と相手が知りたいと思っている情報がマッチしているかということです。
相手にとってどうでもいい自社の紹介や商品開発までの流れなどを貴重な時間を使って延々と説明していないでしょうか。
相手が知りたいと思っていることをわかりやすく説明できているでしょうか。
下手くそなプレゼンにうんざりしても、相手がそれをいってくれることはほとんどないでしょう。
その結果、その相手以外にも下手くそなプレゼンを続けて、何の成果もあげられないことになってしまうのです。
プレゼンの資料は、相手の興味に合わせたものを詳細にわかりやすくが基本です。
読みやすさや理解しやすさにも工夫が必要ですし、説明する時の便宜を図るためにも、ページ番号や項番などを振っておくといいと思います。
プレゼン資料だけ読んでも、プレゼン内容がわかるというのが、理想かもしれません。