薬剤師資格取得 条件と試験対策

一生仕事に困らないとすらいわれている薬剤師。
薬剤師の資格を取るためには、大学の薬学部などを卒業しなくてはなりません。
大学の薬学部は、以前は４年制でしたが、２００６年から６年制になりました。
医学部と同様の勉強期間が必要になったことで、より一層、薬剤師の地位も向上するとみられています。
しかしその分、薬剤師への道のりは長いものとなってしまいました。
薬剤師は大学を出ただけでなれるものではなく、「薬剤師国家試験」に合格しなければなりません。
不合格だった場合、再チャレンジは来年以降となってしまいますので、なんとしてでも一発合格を狙いたいものです。
薬剤師国家試験の合格ラインは年々上がっているといわれています。
試験は基礎薬学、衛生薬学、薬事関係法規及び薬事関係制度、医療薬学の４科目、２４０点満点で行われます。
２００１年の発表によると、おおよそ６５パーセントの正解率で合格となりますが、１科目でも３５パーセントを下回ると不合格になります。
すべての科目をまんべんなく勉強する必要がありますね。
薬剤師の資格を取るための対策は、一に勉強、二に勉強。
大学でのカリキュラムをこなすだけでなく、薬剤師国家試験に狙いをしぼった勉強が必要になってきます。
薬剤師国家試験専門の予備校があることからも、その厳しさがわかりますね。
予備校では大学では学べない薬剤師国家試験の傾向と対策を知ることができるため、薬剤師になるための大きな助けとなってくれるでしょう。