インテリアプランナーの受験概要
インテリアプランナーの試験は、試験のある年の4月1日時点で20歳以上であれば、受験が出来ます。
試験は、学科試験と設計製図試験の二種類があります。
この二種類の試験に合格すれば、インテリアプランナー試験の合格者ということになります。
当然ですが、どちらか一方の合格だけでは、合格者とは言えないのです。
受験申し込みには、三種類の方法があります。
「学科試験のみ」の受験、「学科試験+設計製図試験」両方の受験、「設計製図試験」のみの受験の三種類です。
申し込みする時に、どの方法で受験をするのかを申請します。
例えば、「学科試験+設計製図試験」を受験したとしますね。
そして、「学科試験」は合格しましたが、「設計製図試験」には残念ながら不合格だったとしましょう。
この場合、合格した試験の受験をした年から4年以内であれば、不合格であった「設計製図試験」のみの受験だけで済む事になります。
なので、最初から二つの試験を受験せずに、今年は「学科試験」を受験し、翌年に「設計製図試験」を受験するといった方法も可能になるのです。
また、この試験に合格したからといって、インテリアプランナーと名乗れるわけではありません。
正式に登録しなければならないのです。
この登録には、認定科目学校を卒業しているかどうか、インテリア関係の実務の経験があるかどうかなど、審査科目がたくさんあります。
受験の前に条件をよく確認して、登録できるようにしておいた方がいいですね。
インテリアプランナー 資格
インテリアプランナーとは、住宅の生活様式、お店、公共施設、オフィスなどのニーズに合わせた設計やインテリア企画などの提案を行う専門家です。
インテリアコーディネーターとどう違うのか、疑問に思う方も多いと思います。
インテリアコーディネーターは、その名の通り、インテリアをコーディネイトしていくだけです。
しかし、インテリアプランナーは対象となる住宅などのインテリアの設計だけに留まらず、工事監理まで行うことが出来るのです。
インテリアプランナーの資格を持った人達は、インテリアデザイン事務所や建築設計事務所、さらには、建築会社などで働いています。
最近では、建築計画の最初の段階から、インテリアプランナーが一緒に参加して、計画していく事が多くなってきています。
インテリアプランナーの仕事というのは、デザインのセンスなどが求められていると思いがちですが、そうではありません。
もちろん、感覚的な要素も大事ですが、それ以上に顧客の希望などを正確に受け止め、それをインテリアに反映していく技術や能力が必要です。
顧客には予算もありますから、予算内に収まるように計画や提案をしていかなければなりません。
そして、何よりも体力が必要とされます。
建築の初期段階から完成までをみていくわけですから、途中で投げ出すわけにいきませんよね。
ちなみに、インテリアプランナーは、国土交通省認定の公的な資格です。
取得しておけば、希望する仕事に就ける可能性が高くなるかもしれません。
ITストラテジストの受験概要
ITストラテジストの試験には、学歴や年齢、国籍などの制限はありません。
誰でも受験することが出来ます。
試験は年に一回、秋に行われています。
毎年、7月中旬から約1ヶ月間の受験申込期間がありますから、忘れないように準備しておくと良いですね。
ITストラテジストの試験は、午前・午後共に1と2に分かれています。
午前1では、テクノロジ・マネジメント・ストラテジなどの各分野からの出題になります。
応用力を問う問題が多く出題されますので、幅広い知識が必要になるでしょう。
午前2は、ITストラテジストの専門的な問題が出題されます。
高度な知識が要求される試験になります。
午前中の試験は、二種類とも多岐選択式(四肢択一)の解答方法です。
午後は、午後1が記述式で四問のうちの二問を選んで解答します。
午後2は論述式で三問のうち一問を選択して解答することになります。
それぞれの試験で満点の60%を取る事が合格の基準です。
論述式の試験は、合格水準であるランクAに到達している必要があります。
また、応用技術者試験に合格している者、いずれかの高度試験(プロジェクトマネージャ試験や、システムアーキテクト試験等)に合格している者、いずれかの高度試験の午前1試験で基準点以上を取得している者は、ITストラテジスト試験の午前1試験が免除されます。
合格発表は、試験実施から2ヵ月後になります。