会話が途切れる
会話を続けるのが苦手という方は、結構多いのではないでしょうか。
そういった方は、きっと沈黙が苦手なのだと思います。
でも、沈黙の時間は、決していけない事ではありません。
誰かといる時に、ずーっと会話をしなければいけない事はないのです。
焦って話題を探すより、沈黙も楽しみながら、自然と話題がでてきたら話す。
それでいいんです。
家族や親しい友人となら、そうやって過ごしませんか?ただし、ずっと沈黙だったり、緊張しすぎてそうなってしまう場合。
これはお互いに楽しめない沈黙ですよね。
そういった時は、素直に感じた相手の長所を話題にしてみましょう。
自然と場が和みますよ。
お世辞だと気分を害する事もあるかもしれませんが、本当に思った事なら、長所を話題にされて嬉しくない方はいないはずです。
会話が苦手と自負しているなら、いくつか芸を身につけておくのもいいでしょう。
おしぼりで鳥を作ったり、爪楊枝でマジックをしたり、などが簡単なのでお薦めです。
芸は場を和ませるだけでなく、盛り上げる事もできます。
コツとしては、時間が掛からない簡単で楽しいものにする事。
仕込みに時間が掛かっては、相手が退屈してしらけてしまう事もあります。
なので、どこにでもある材料でできるものがお薦めです。
さらに、思い立ったらすぐに実行できる芸がいいですね。
やり方を教えてあげると、会話なんていくらでも続きます。
初対面の相手でも、自然と距離が縮められますよ。
対人関係能力を磨くには
最近は、人との関わり方に悩む方が非常に増えてきています。
プライバシーが尊重されてくるとともに、どうしても人間関係が希薄になってきているのでしょう。
また、目を覆いたくなるような犯罪も、どんどんと増えているような気がします。
そのような犯罪者の多くが、対人関係能力に乏しい方なのだそうです。
無差別に殺人を犯す。
むしゃくしゃするから危害を加える。
そんなニュースを聞けば、昔は誰もが驚いた物です。
ですが、最近では「またか・・・」と大して気にも留めないくらいに慣れてしまっていませんか?時代の流れと受け入れるより、人として最低限の対人関係能力を身につけたいものです。
対人関係能力は、ちょっとした事で磨く事ができます。
基本は、相手の気持ちになって考える事。
そして、「してあげる」ではなく、「させて戴く」くらいの気持ちでいる事です。
してあげるといった押しつけがましさは、感謝されないと不満が生まれます。
自分が、勝手に相手のして欲しそうな事を推測し、勝手にさせて戴き、勝手に気持ちよくなるのです。
それならば、感謝しこそすれ、感謝されたいなどという感情は生まれません。
見返りを求めないものこそが本当の優しさです。
そういった気配りを喜んでできるようになれば、自然と対人関係に摩擦はなくなります。
価値観を押し付ける事も、同意を求める必要も、見返りを欲しがる理由もなくなるはずですよ。
「させて戴く」事が喜びになると、毎日が幸せになります。
是非お試しください。
対人関係が苦手で仕事が続かない
最近の成人には、幼い頃から他人とかかわる事が少なかったなんて方も多いようですね。
ひと昔前までは、ご近所付き合いが当然にあり、苦手な人とのかかわり方も、自然と身についたものです。
そんな影響からか、どうしても最近は人間関係に悩む方も少なくありませんね。
それが原因で、仕事を転々とするなんてケースも珍しいものではありません。
ですが、若いうちならともかく、ある程度の年齢になっても職をコロコロと変えるのは、あまり褒められたものではありません。
それが人間関係だけの原因で、となればなおさらです。
そんな方は、仕事のとらえ方を変えてみてはいかがでしょうか。
仕事を、お金の為ではなく、自分の為にするのです。
お金の為だと、「仕方なく」という気持ちが払拭できませんが、自分の楽しめる仕事なら、職場に嫌な人がいたって気にもならないはずです。
少々気に入らない事があっても、好きな事であれば「辞めたい」とまではならないのではないでしょうか。
もちろん、仕事をしていれば腹が立ったり、落ち込む事は誰にでもあるでしょう。
そんな時は我慢せずに、誰かにぶちまけてしまいましょう。
うちに溜めると限界がきてしまいますから、友人でも、家族でも、誰でもいいので吐きだしましょう。
インターネット上で愚痴るのもいいですね。
仕事帰りに愚痴をこぼせる飲み屋さんをみつけておくのもいいでしょう。
そうすると、いつの間にか、人と接しながら上手に生きる方法がつかめてくるはずですよ。