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自己都合退職と会社都合退職の違い
自己都合で会社を辞めるか、会社都合で会社を辞めるかで変わってくるのは、そのものズバリ失業手当てに関してです。
自己都合では、退職前の2年間に雇用保険に12ヶ月加入していないと失業手当を受給出来ません。
それに対して会社都合の場合では、退職前の1年間に雇用保険に6ヶ月加入していれば、失業手当の受給資格を得る事が出来るのです。
また、失業手当の支給時期にも差が出てきます。
自己都合の場合では、ハローワークで手続きしてから3ヶ月の給付制限が設けられ、その間は失業手当の支給はありません。
それに対して会社都合の場合では、翌月から失業手当の支給が開始されるのです。
加えて、失業手当の所定の給付日数にも差があります。
自己都合の場合では、雇用保険の加入期間が10年未満であれば90日、10年以上20年未満であれば120日、20年以上で150日です。
それに対して会社都合の場合では、雇用保険の加入期間と年齢によって給付日数が決まるシステムになっており、最長で330日に亘って支給されるケースもあります。
つまり、自己都合の退職なのか会社都合の退職なのかによって、失業手当の支給条件にはかなりの違いがあると言う事です。
しかしながら、会社都合の退職の方が優遇されているのは、当然と言えば当然の事なのでしょう。
ですので、次の就職先が決まっておらず、あなたが失業手当てを受給する予定であれば、退職理由が会社都合になるようにした方が受給金額の面では有利になります。
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