このサイトでは就職・転職の知識とアドバイスを紹介しております。
スポンサードリンク
インフレ・デフレとは
インフレはインフレーションの略で、物価が持続的に上昇する経済現象を言います。
インフレとなる典型的な例は、好景気で経済やサービスに対する需要が増加し、経済全体で見た需要と供給のバランスが崩れ、需要が供給を上回った場合に物価の上昇によって調整されることで発生します。
インフレになると賃金も物価の上昇に伴って上昇していきますが、物価の上昇に比べると調整が遅れるために実際には賃金が下がることとなり、雇用を増やしやすくなるために失業率は下がる傾向にあります。
また、不景気にも関わらず物価が上昇を続ける場合もありますが、これはスタグフレーションと呼ばれます。
デフレはデフレーションの略で、物価が持続的に下落していく経済現象を言います。
デフレとなる典型的な例は、不景気で経済やサービスに対する需要が減少し、経済全体で見た需要と供給のバランスが崩れ、需要が供給を下回った場合に物価の下降によって調整されることで発生します。
デフレになると物価は下がりますが、それに伴って生産者の利益が減り、利益が減った分だけ従業員の賃金も下降して行きます。
賃金が下降すると消費が控えられるようになり、購買力の低下を招きます。
その結果、商品が売れなくなるので、さらに生産者は商品価格を引き下げなければならなくなり、再び生産者の利益が減り、従業員の賃金が下降します。
この物価の下落と景気の悪化がスパイラル的に進展して行くメカニズムは「デフレスパイラル」と呼ばれており、経済全体が収縮していくと言われています。
PR
ブログ内検索
カテゴリー