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GDPとは
GDPとは、国内総生産(Gross Domestic Product)の事で、一定期間内に国内で生産された財・サービスなどにおける付加価値の総和で、経済の規模や福祉を測るのに良く使われる経済指標でもあります。
簡単に説明すると、例えば日本が100万円で鉄の原料を輸入したとします。
これを国内で鉄の延べ板に加工して、海外に300万円で出荷した場合、300万-100万=200万円が日本国内での付加価値となります。
ざっくり言うと、GDPはこれらをトータルしたようなもので、GDPの伸び率が経済成長率に値します。
しかし、これでは、経済状況だけではなく、インフレによる価格変動によってもその値が変化してしまう恐れがあります。
そこで、「実質GDP」と呼ばれる価格変動の影響を排除し、その期間に生産された財やサービスの本当の価値を算出したものも定義されています。
実態経済を知るうえでは、この価格変動分を取り除いた実質GDPの方がより重視されていると言えるでしょう。
ちなみに、物価の価格変動分を排除する前のGDPを「名目GDP」と呼びます。
日本はよく「世界第2位の経済大国」だと言われていましたが、この第2位というのはGDPの値に基づいて言われている事がほとんどです。
ただ、今後の日本では、少子高齢化の影響で働ける人、つまり、生産年齢の人口が減少する事により、GDPの値は持続的に減少していくと考えられています。
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