アパレル業界に転職
女性なら一度は憧れを抱くであろうアパレル業界ですが、アパレル業界と一口に言っても、その業種はたくさんあり、それによって、収入や勤務体系に大きな違いがあります。
アパレル業界の業種は、
・デザインや製作を行う業種
・販売に関わる業種
・コーディネートを行う業種
の三つに大きく分けられ、この三種もさらに細かく細分化されています。
ですから、まずは自分がどういう職種を希望しているのかをハッキリさせる必要があるでしょう。
例えば、販売に関わる職種でも、店舗で接客するだけが販売員の仕事ではありません。
具体的な仕事内容は、その会社や店舗にもよりますが、店に置く商品を、時には海外まで買い付けに行ったり、売れ筋商品を見極めて仕入れ商品やその数を決めたり、販売促進のための広告を行ったり、店舗の経営に関わったりすることもあるのです。
ただ、いずれにしても、アパレル業界は「常に流行の最先端を意識しなければならない業種」です。
これから売れるだろう商品や、流行の流れを先読みして取り入れ、販売していく力が必要です。
それに、ファッションセンスが何より重要な業種です。
それはデザイナーだけに求められるものではなく、アパレル業界で働くのであればどんな職種でも必要になります。
もちろん、働きながら学んでいくことも可能ですが、天性のセンスを持ち合わせていないと厳しいものがあるかもしれません。
また、この業界は販売員に限らず、休日が一般の会社員とは異なる職種が多いのが特徴です。
特に、デザイナーや海外バイヤーなどは、休みも不定期になりがちです。
医療・介護業界の仕事に転職
医療・介護業界の仕事のほとんどは、資格を必要としています。
資格の種類も様々あり、比較的簡単に資格が取得できる介護関係と、資格取得が難しい医療関係とに分けられます。
また、特定の資格を持った上でなければ資格の取得が出来ないものや、更なるステップアップとしての資格取得もあります。
例えば、看護師が助産師免許を取得したり、医者が救急救命士の資格を取るように、まず特定の資格がなければならないケースがあります。
医療・介護業界に転職しようと思うなら、何らかの資格を持っている事が第一条件でしょう。
ですが、同じような内容の仕事でも、持っている資格によって全く収入が違うのがこの業界の特徴です。
同業種からの転職なら、その事は身にしみていることと思いますが、初めて医療・介護業界に転職する場合だと、その違いに驚かされるかもしれません。
頭では分かっていても、実際に働いてみると納得できないと言う事も出てくるでしょう。
特に、老人介護施設で、仕事内容はほぼ同じにも拘らず、看護師の資格の有無だけで大きな収入差を体験する人も多く居ます。
いずれにしても肉体労働が多い業界ですし、夜勤がある職場が多い業界でもあります。
そして、人間相手の仕事ですから、精神的にも疲れる仕事です。
相手は病人や老人が主体ですから、常に気を使って対応しなければなりません。
冷静に対応できる判断力・体力・強い精神力・優しさ・臨機応変な適応力など、あらゆる能力を必要とする業種であり、それ故にやりがいも大きいはずです。
旅行業の転職について、国土交通省によると、平成16年度の旅行業総取扱額で調べた限り、国内旅行、海外旅行、外国人客による旅行を合わせて約5兆6520億円でした。
さかのぼってみると、米同時爆破テロの影響で数字を大きく落とした平成13年度と、イラク戦争やSARS(重症急性呼吸器症候群)の影響があった平成15年度からの反動もあって徐々に売上を回復させているとはいえ、平成12年度以前の水準までは届いていません。
旅行業界は価格破壊やコストダウンへの意識が各方面で進む中、特に老舗の旅行業者にとってかなりの逆風が吹いているこの現状からどうやって新たなニーズを掘り起こすのかが課題とされています。
根強い需要のある旅行業界とはいえ、このままの状況では大手といえども需要を維持していくことは難しいのではないかと思われるのが現状と言えます。
総合旅行業務取扱管理者という資格は旅行業関係の会社に転職したい人には欠かせない有利な国家資格です。
一営業所に一人以上は、国内または総合旅行業務取扱管理者を置かなければならないと定められています。
業務範囲は、総合旅行業務取扱管理者と国内旅行業務管理者とに分けられます。
海外・国内の旅行業務を取扱旅行業者、旅行業代理業者に必要で、国内・海外旅行の両方を扱えることになっています。
旅行業転職を考えている方にとってはぜひともほしい資格と思われます。
この資格は、受験資格の制限はなく、だれでも受験できます。
国内は9月、総合は10月に試験が実施されるため、同じ年に両方を受験する人も少なくないようです。