ラーメン屋 法人と個人事業主の決め方
ラーメン屋を開業するにあたり、まず法人にするか、個人事業主にするか悩むところではないでしょうか。
法人と個人事業主の違いは、法人の場合、社長に就任して会社を設立するのに対し、個人事業主の場合は、会社の設立をせずにビジネスを行っていくことになります。
繁盛しているラーメン屋の特徴としては、最初から法人での経営をする所が多いようですよ。
法人は資金調達がしやすい事や税金を節税できるというメリットがあります。
しかし、法人の場合は、会社登記のために法務局に行ったり、税務署で設立届けを出すなどの手間もかかります。
費用面でも、法人ではすべて自分で手続きをしても25万円程度は必要になるようです。
その点、個人事業主の場合、税務署に開業届を出すことでお店を開くことができ、費用も0円から始めることができるため、手間や設立にかかる金銭面では法人よりもやりやすいでしょう。
でも、個人事業主は、始めるのは簡単でも、実際に生き残っていくのが難しいといわれています。
開業するまでに、権利金や内装、厨房の工事費、備品や人件費に至るまで多くの資金が必要となりますし、仕入れや店舗家賃などの資金繰りも大変になってきます。
個人事業主の場合は、国民生活金融公庫などからの融資は可能ですが、出資は困難と考えられていますから、個人事業主で開業する場合には、資金繰りが一つの山といえるのではないでしょうか。
法人の場合でも、数年後に廃業にならないためには、しっかりとしたビジネスとして収益構造を考える必要があります。
ラーメン屋の一日の仕事の流れ
ラーメン屋の一日の仕事の流れは、結構ハードなもののようです。
お店により、仕事内容は異なると思いますが、まず朝10時くらいの開店に向け、炊飯やスープの仕込み、チャーシューの煮込みなどから始まることが多いようです。
さらに、お客様を迎えるために、床やテーブル、ドアや窓など、ホールや店頭の清掃を行ったり、釣銭などの確認を行います。
ホールの清掃が終われば、、調理場のセッティングを行い、開店準備を行っていきます。
開店時間になると、のれんや看板を出し、お客様を迎え、注文に応じると同時に、チャーシューやネギなどの仕込みもします。
空いた時間には、テーブルの箸やしょうゆ、ラー油などの点検や補充も必要でしょう。
お昼の混雑時が終わり、お客さんが途絶えたところで休憩です。
翌日の仕込みや、足りない食材の補充、厨房やホールの掃除などを行い、夜の開店に備えます。
夜の営業も終わり、お客様の対応を終えたら、店内の清掃やトイレの掃除を行い、売り上げをチェックして計算をしていきます。
戸締りをしたら一日の業務終了。
これがラーメン屋の大まかな一日の仕事の流れです。
麺やチャーシュー、スープにこだわっているお店なら、早朝からの仕込みや夜間の仕込みが長くなり、その分、一日の労働時間も増えます。
もし、ラーメン店を開業しようと考えるならば、一日のほとんどの時間をラーメンに費やすというくらいの気持ちが必要ではないでしょうか。
給料が少ないと感じたら
給料が少ないと感じることって、割と誰でもあると思います。
でも、あなたがその会社に就職してから、一体どれくらい経っていますか?もし、会社に勤め始めたばかりならば、それは仕方ない事かもしれません。
仕事を覚えるまでは、会社にとってあなたはマイナスの存在です。
数年経って仕事を任されるようになって初めて、あなたは会社にとってプラスの存在となるのです。
給料に不満を感じる前に、この事だけは覚えておいてください。
もし、同じ職種からの転職で、ある程度のスキルがあって即戦力になれた場合には、その不満も正当なものといえるかもしれません。
だとしても、就職する前に、給料の話はあったはずですよね。
事前に約束した金額を支払ってもらえなかったというのなら、会社に対して抗議することもできるでしょう。
ただ、その場合も交渉の際には、最悪、離職する覚悟をしておいてください。
離職する覚悟はないけど、なんとかもっと月々の収入を増やしたいという場合は、資格をとってみるというのも一つの方法かもしれません。
できれば、会社の規定を調べて、取得していると給与が増えるような資格を取るといいですね。
手当がつかなかったとしても、再就職の際に役立つ可能性もあります。
会社の規定で副業を禁じていないなら、それほど手間のかからない副業をしてみるのもオススメです。
自宅でできて、それほど苦にならないような副業をみつけられるといいですね。
余分な収入があれば、気持ちに余裕もできますし、気分転換できるでしょう。