秘書検定2級の内容と対策
秘書検定2級は、秘書としての資質や職務知識、さらに一般知識やマナー、立ち振る舞いなどに関して筆記試験で出題されます。
秘書検定は、上司について仕事を補佐する役割である秘書としての能力を試す検定で、秘書の理論分野の問題に加え、帯グラフや招待状の作成、慶弔電報の打ち方などの実技の分野の問題を含め、選択問題9割と記述問題1割の出題というパターンで検定が行われます。
検定内容の理論分野では、秘書の資質と職務知識、一般知識の3つの項目に分けられ、秘書として仕事をする能力があるか、判断力、記憶力、表現力があるか、機密を守れるか、機転がきくかなどの資質をみられます。
また、実技の分野では、マナー、接遇と技能の項目があり、接遇のマナーができるか、電話応対ができるかなども筆記試験の中でチェックされます。
それに、会議に関する知識や郵便物の受発信業務ができるかなどもみるような試験の内容になっています。
理論分野と実技分野のどちらも60%以上正解することで合格となるようです。
秘書検定2級で行われる検定内容では、理論分野に関しては、それほど難易度が高くなく、一般常識的な問題が多いため、参考書などで独学で学ぶことでも十分に秘書検定2級の対策ができるでしょう。
しかし、実技分野においては、ビジネス文書やファイリングなど専門的な問題も出題されます。
そのため、問題集等で過去問題をこなすなどして、しっかりと勉強するとよいと思います。
秘書検定1級の内容と対策
秘書検定1級は、秘書の職務について十分な理解があるか、専門的な秘書業務の知識や技能が発揮できるかなどを筆記試験と面接で審査します。
秘書検定1級の試験は、試験内容に英語に関する項目が加わることと、すべての問題が記述式になっていることが特徴です。
解答が記述式という形をとるため、問題の要点を簡潔かつ的確にまとめる力や表現力が必要とされるでしょう。
記述式という回答方法は、選択式に比べると、本当に知識が身についているか問われることになるといえるのではないでしょうか。
また、英語は、英検2級以上の実力が必要となりますよ。
筆記試験の出題範囲は、基本的な秘書の素質についてや秘書が行うべき仕事の範囲などの問題が出題されるでしょう。
一般知識からは、社会常識や経営学、財務や経営法務などの基礎知識が問題になります。
他にも、マナー・接遇や秘書の技能などが試験の範囲となっているようです。
秘書検定1級では、準一級と同じく、筆記試験合格後には面接試験も行われます。
ロールプレイング形式で行われる面接は、課題が与えられ、課題を理解して秘書業務を行うことが重要となります。
実務をこなせる能力があるかどうかに加え、態度や話し方、座り方、立ち方など細かいところも審査の対象となります。
秘書検定一級ともなると、難易度も高く、独学では身につけられない知識もありますので、通信講座やスクールなどで確実に合格できるように学習するとよいのではないでしょうか。
学生の就職活動 面接前の準備
就職活動で欠かせないのが面接です。
入社テストなどは行わない企業も多くありますが、面接を行わない企業はありません。
場合によっては、二次面接・三次面接と何段階もの面接を行っている企業もあります。
推薦入試やアルバイトの面接などで、多少面接に慣れている人もいるかもしれませんが、どんな質問をされるかやどういう返答をするかなど、ある程度は面接の前に調べて準備しておくといいでしょう。
面接では何よりもまず、良い印象を持ってもらうことが第一優先の課題となります。
そのためには身だしなみを整えなければなりません。
髪型を整え、ヒゲを剃り、女性ならナチュラルメイクで清潔感を出します。
高校生など、学校の制服がある場合には制服で参加。
大学生など制服がない学校の場合にはリクルートスーツで参加するのが基本です。
これらは最低限の事項です。
派手な髪色なら、落ち着いた色に戻し、ネクタイの色やシャツの色も落ち着いたものを選びます。
派手なメイクや派手な髪型は控えてしっかり整えなければなりません。
それに、リクルートスーツのセットを用意する必要がありますね。
リクルートスーツのセットとは、一般的にスーツ上下・シャツ・男性ならネクタイとベルト・腕時計・リクルートバッグ・革靴です。
何社か受けることになると思いますから、ワイシャツは出来れば二枚以上は用意した方が良いでしょう。
最近では、女性はパンツスーツでも特に問題はありませんが、古い体質の企業ではスカートスーツの方が無難なようです。
そして、美容院・理髪店で、清潔感のある髪型に整えておきましょう。