企画書 テンプレート
企画書のテンプレートは無料でダウンロードできるサイトや有料のCD-ROM(書籍の付録になっていることも)などで手に入れることができます。
無料で企画書のテンプレートをダウンロードできるサイトの中には、会員登録が必要なところも多いようです。
企画書を作ろうとするソフトが、ワードなのか、エクセルなのか、パワーポイントなのかによっても、ダウンロードできる企画書のテンプレートは変わってくるでしょう。
いくつか企画書のテンプレートをダウンロードできるサイトを紹介したいと思います。
豊富なテンプレートの中から目的に合ったものを検索できるのが「書式の王様」。
会員登録が必要ですが、よく企画書を書く人なら登録して損はないはずです。
スケジュールや予算、添付資料のテンプレートまで揃っているので、企画書のテンプレートの全てをここでダウンロードできてしまいます。
「BB-WAVE.com」の企画書のテンプレートは、デザインをテーマで選ぶことができるので、TPOに合わせた企画書が作れそうです。
ダウンロードするためには、「BB-WAVE CLUB」への無料会員登録が必要になります。
有料でも人とは違う個性的なテンプレートで企画書を作りたいという人には、「テンプレートBANK」がオススメです。
このサイトには、企画書のテンプレートだけでなく、名刺のテンプレートやエクセル伝票、プレゼングラフなど、ビジネスマンに役立つコンテンツがたくさん揃っています。
企画書 書き方
企画書の書き方としては、まず、5W2Hを明確にすることが大切です。
5Wとは、「Why(どうして)」、「What(何を)」、「When(いつ)」、「Who(誰が)」、「Where(どこで)」のことになります。
2Hとは、「How(どうやって)」、「How much(いくらで)」のことです。
つまり、この企画書を書いた理由(Why)、提案する内容(What)、予定している日程やスタート時期(When)、企画書の内容を実現するのは誰か(Who)、企画の対象となる場所(社内向けの企画書の場合は部署などのこともある)はどこなのか(Where)、どうやって実現するのか(How)、想定される予算や利益などはいくらなのか(How much)を簡潔に書く必要があるでしょう。
企画書の内容が新商品や新サービスの提案の場合は、さらにターゲットの1Tを加えた方がいいかもしれません。
ターゲットとは、その企画を行う対象のことです。
企画書は読んだ相手を納得させることが目的なので、客観的な視点と提案を裏付ける根拠がわかる資料なども重要になります。
企画書があまりにも分厚いと読む人の負担になってしまうこともあるでしょう。
企画書を提出する相手によっては、企画書自体はシンプルにまとめて、資料を別に添付するという方法も有効だと思います。
もし、すでに前例がある事項について企画書を書かなければならない時には、絶対に前例を批判しないということも忘れないでください。
企画書 作り方
企画書の作り方として大切なのは、「その企画書は誰に提出するものなのか」、「その企画書の決裁権は誰にあるのか」を明確に意識することです。
企画書を読む相手にとって、その企画書に書かれている内容が魅力的でなければ、却下されてしまう可能性が高くなります。
企画書を提出する人(決裁権を持つ人)にとって、どういう説明の仕方なら魅力を感じてもらえるかを考えることが、企画書の作り方の重要なポイントです。
その企画を実現した場合、企画書を提出する人(決裁権を持つ人)にどんなメリットがあるのかをきちんと示さないと、企画の内容については理解してもらえたとしても、実現には至らないはずです。
ただ自分のアイディアを書いただけでは企画書にはなりません。
現状の調査や実現のための下調べなど、データ収集も重要です。
頭の中からアイディアを出して整理するだけなら紙と筆記用具だけでもできますが、情報収集や資料作り、仕上げなどにはパソコンが必要でしょう。
企画書を作る人の多くが、エクセルやパワーポイントを使っていると思いますが、アイディアプロセッサやアウトラインプロセッサ、企画書作成用のソフトなども使ってみるといい企画書が作れるかもしれません。
特に、アイディアプロセッサはアイディアをまとめるのに便利です。
また、自分の考えを表現するのが企画書ではありますが、客観的な視点も常に忘れないように注意してください。
読む相手にとって理解しやすい表現を心がけ、実現した際のメリットがきちんと判断できるような数値的なデータや情報などの資料も揃えましょう。