学生の就職活動 エントリーシートの作り方
エントリーシートとは、面接や筆記試験の前に提出する物で、書類選考用の大事な資料であり、採用されるための第一関門です。
これを突破しなくては、筆記試験や面接さえも受けることはできません。
まずは具体的に自己PRや志望動機を記入しましょう。
「具体的に書きなさい」と言われても、なかなか具体的に書けない人が多いものです。
あなたがエントリーシートを書いて読んでみた時のイメージとエントリーシートを読んだ相手が持つイメージができるだけ一致しなくてはいけません。
さらに、相手にあなたの性格や考え方、価値観などが伝わるというのが理想です。
例えば、「私は大学4年間、サークル活動を一度も休むことなく続けました」なんて文章では、全くと言っていいほど自己PRにはならないでしょう。
「なぜ4年間休まず活動してきたのか?」「活動してきたことで何を得ることができたのか?」といったことまで踏み込んで書く必要があるのです。
あなたがどんな経験をし、その経験からどんなことを学んだと考えているのかを書くことで、読む相手にはあなたの考え方や価値観が多少なりとも伝わるはずです。
また、書き方が下手だとマイナスの印象を与えてしまいかねないので、ここで少し書き方のポイントも説明します。
大きく読みやすい字を心がけ、全体のバランスにも気をつけて書きます。
行をまっすぐ揃える、読みやすいように改行や段落を意識するといった配慮も必要です。
文字列が曲がっていたり、あまりにも長い文章だったり、読みづらいような小さな字で書かれていたら、読む気をなくしてしまいますよね。
だらだらと書かず、起承転結をつけて書くといいと思います。
書き終えたら何度も見直し、誤字や脱字などもチェックしましょう。