安定した仕事を選ぶ時に重要なこと
安定した仕事も、昨今では一概に語れないようになってしまいましたね。
昭和の時代なら、国内大手メーカーや企業・銀行・保険会社などは不動の安定業種と考えられてきましたが、それらは時代とともにどんどん変わってしまいました。
銀行や保険会社、デパートなど、誰もが信じていた企業が相次いで倒産したのも、既に新しい記憶ではありません。
日産が海外から経営者を呼び込んで大掛かりな経営再建をしたり、国内外での就職希望者人気が高かった日本航空が経営破たんしたりと、信じられないようなことが次々と起こる時代です。
今日のベンチャー企業が、明日は日本を背負う企業に発展するかもしれませんし、誰もが信頼する大企業が経営破たんするかもしれません。
ですから、ネームバリューに左右されず、経営状態を把握した上で選ばなければならない時代とも言えるでしょう。
そんな中で、やはりどんな時代も安定していると考えられているのが公務員です。
ただし、公務員になるには狭き門を通過しなければなりません。
なかなか転職で入れるような職種ではないのがネックですね。
では、今後はどのような仕事を選べば安定できるのでしょう?安定を望むなら、これからニーズが高まりそうな業種や職種を選ぶといいのではないでしょうか。
例えば、少子化で数が少なくなっていく子供を相手にした仕事より、今後ますます増加する老人を相手にした仕事の方が需要が高まりますよね。
また、時代に左右されないのが冠婚葬祭業と言われています。
転職時の履歴書の書き方
履歴書は、面接での流れを左右するといっても過言ではない、とても大切なものです。
まず、最低限のマナーを守る事を心掛けましょう。
履歴書でいうところのマナーとは、丁寧に書く・誤字脱字をなくす・写真をきっちり貼るなどといった、ごく当たり前の事です。
乱雑な文字や誤字脱字などは、時間を掛けて作成すれば防ぐ事が誰にでもできますね。
裏を返せば、誤字脱字などは、適当に作成した履歴書だといっているようなものなのです。
何度か自分で見直すのはもちろん、仕上げに他人の目で確認して貰うくらい念入りにしましょう。
ここまでは、社会人なら当然の範囲ですね。
転職となれば、それだけではいけません。
今や一人の募集枠に何百人もの応募がある事も決して珍しくはないのです。
当然の内容だけをこなしていては採用はされません。
人より目立つ履歴書を作成しましょう。
とはいえ、履歴書は一色が常識ですから、カラフルにしたりはしないでくださいね。
自分が今までにあげた成果や、採用されたらどのように貢献できるかなど、わかりやすく書くようにします。
ただし、嘘はいけません。
ネットで例文を探して丸写しも論外です。
短所もうまく利用しましょう。
苦手な事も隠さず明記し、それをどのように克服しているかもつけ加えるのがお薦めです。
「短所なし」なんて、私は嘘つきですと公表しているようなものなのでやめましょう。
履歴書は、それをみた人が何を質問してくるかを考えながら書くと面接の時の緊張を防げますよ。
ハローワークで仕事を探す
ハローワークには、たくさんの求人情報が溢れています。
その中から、自分が募集要項にあてはまる求人情報を探しだし、さらにそこから、自分の希望する条件にあった仕事をみつけなければなりません。
ハローワークには、たくさんの人が職を求めて集まってきています。
早く仕事をみつけたいという焦りから、みんながライバルにみえたりすることもあります。
しかし、そんなに心配しなくてもそれぞれ仕事に求める条件が違いますから、あなたのライバルになるとは限らないのです。
焦らず、自分に合った求人情報を探しましょう。
気に入った求人情報がみつかったら、取り敢えずコピーして持ち帰るようにしてください。
一番落ち着ける自宅で、さらに検討するのです。
ハローワークでは、すごく魅力的に思えた仕事も、落ち着いて見直してみれば、「あれ?」と思う事が少なくありません。
通える範囲でなかったり、希望する条件に一致していなかったりと、ハローワークでたくさんの仕事をみている内に、希望と掛け離れた求人を選んでいたりするのです。
焦りから、必要以上に妥協してしまう事も少なくありません。
いい「縁」に巡り合う為には、焦ったり妥協しすぎたりはよくないですね。
応募してから失敗に気づいたのでは大変ですから、まず、一呼吸おく癖をつけましょう。
勤務地、給料、仕事の内容だけでなく、採用後をイメージしてみて、不安な点がないかもきちんと判断しましょう。
すべて納得できてから応募に進めば、間違いは格段に減らせるはずですよ。