紹介予定派遣 手数料

紹介予定派遣とは、派遣期間終了後、派遣先に人材紹介することを予定している派遣制度のことです。
派遣契約期間が終了した時点で、派遣先企業とスタッフの双方が合意すれば、スタッフは派遣先企業に社員として就業となる仕組みのことです。
手数料は派遣先が紹介予定派遣の派遣労働者を受け入れ、紹介予定派遣就業終了後に職業紹介を受けて当該労働者を雇い入れたときは、職業安定法施行規則の範囲内で派遣元企業が定めた紹介手数料を支払うことです。
紹介予定派遣サービスを用いることにより、派遣先企業の労務管理の手間と経費を削減し、人事効率を大幅に向上させることが可能になる利点があります。
人材サービス会社が企業に中途入社する人を紹介した際に受け取る紹介手数料の比率が上昇しているそうです。
紹介予定派遣の手数料は、求人企業が採用を決めた時点で、年収の一定割合を派遣元企業に支払うものです。
以前は、年収の20％台の手数料も多かったのですが、ここ最近ではこれを30％台の手数料に引き上げる動きが拡大しているとのことです。
現場の即戦力となる人材を求める企業が増えていることが背景だそうです。
一般的な紹介予定派遣の流れは、紹介予定派遣契約にて就業開始〜派遣契約期間終了〜双方への確認・紹介〜双方の合意〜正式採用決定となります。
派遣期間が試用期間の役割を持ちますので、改めての試用期間の設定は出来ないので、確定年収額に基づき所定の紹介手数料を派遣先企業は派遣元企業に支払うことになります。