ラーメン屋 オリジナルの具の選び方
ラーメンの具は、どんな物でも美味しいですよね。
野菜をたっぷりのせたり、魚介をあんかけにしてみたり。
にんにくやチャーシュー、ネギや高菜なども美味しいラーメンの具材です。
あなたがオリジナルの具を考えたかったら、これならラーメンの具になるかも?と常に意識して生活していく事が大切です。
日常の食事の際、例えばイタリアンやフランス料理の食事の際にも、参考になる具が出てくるかもしれません。
新聞には、地方の美味しい特産品を揃えた物産展の折り込みチラシが入っていたりします。
友達との会話の中にも、ヒントになる情報が隠されているかもしれないのです。
今まで誰も考えたことがないようなラーメンの具を思いつけば、雑誌やテレビが取材に来る可能性だってありますよね。
とはいえ、思いつかないのであれば、何も奇抜な材料を使ったインパクトのある具をラーメンに入れる必要はありません。
オーソドックスに、チャーシューやメンマ、ネギ、煮たまごでも十分です。
チャーシューの肉の種類やタレ、食感の柔らかさにこだわってみたり、いろんな種類のメンマを用意してみたり、定番の具をとことんおいしくなるように追求してみるのも、その店のオリジナリティに繋がります。
人気のあるラーメン店の具を参考にしてみるのもいいでしょう。
そのまま真似するのではなく、あなたが作るラーメンのスープや麺に合わせた独自のアレンジが必要になりますが、ゼロから考えるよりも、土台があった方が考えやすいと思います。
ラーメン屋 オリジナルの麺の作り方
最近のラーメン屋の麺には、わさびや唐辛子を練り込んだり、無かん水麺を使用してみたり、他店との差別化を図る為に様々な工夫がなされていますよね。
麺の種類も、縮れ麺、ストレート、細麺、太麺と色々あります。
そんな中で、あなたオリジナルの麺を考える為には、まず発想を豊かにしてみる事から始めてみましょう。
例えば、米粉を使ってラーメンの麺を作ってみたら?麺に季節の野菜やフルーツを練り込む事は可能?麺の味を甘くしたら、全体のバランスはどうなる?など、とてもラーメンでは利用しないような食材にも目を向けて、真剣に考えてみます。
もしかしたら、あなたのアイデア次第で、ラーメンの新しい可能性が発見できるかもしれませんね。
麺に特別な材料を練りこまなくても、オリジナルの麺はできます。
麺をうどん並みの極太麺にしてみるとか、逆にそうめんくらいの極細麺にしてみるとか、麺の太さや縮れ加減をちょっと変えてみるだけでも、あなたの店独特の麺になりますね。
オリジナルの麺を考えるには、いろんな角度からの発想が大切です。
ただ、注意して欲しいのは、麺だけがラーメンの全てではないということです。
初めてみたお客様がぴっくりするようなインパクトのある麺を考える事も大事かもしれません。
でも、麺、スープ、具のバランスがラーメンにとっては最も重要だと思います。
そして、味の決め手となるのは、どちらかといえば麺よりもスープです。
なので、スープの味に合った麺であることが、オリジナルの麺の第一条件でしょう。
ラーメン屋 オリジナルスープの作り方
ラーメンのスープの基本は、スープとタレです。
そのスープの取り方も、鶏ガラや豚骨で取るのがオーソドックスですね。
この量をちょっと変更してみるだけでも、スープの味に変化が出ます。
また、スープを取る際の煮方も重要で、フタの有無や火加減によっても、味の濃淡やスープの濁りに変化があらわれます。
今までの工程とはちょっと違った作り方をしてみると、新しい味の発見があるかもしれません。
スープの香りを変えてみるだけでも、かなり印象が変わってきますよ。
スープの塩分の加減は、タレで調整するといいでしょう。
この際に、オリジナルを意識するあまり、やり過ぎてしまう事があるので注意が必要です。
例えば、激辛ラーメンを作ろうとしても、辛さが勝ってしまっては、本来のスープの味が分からなくなってしまいます。
オリジナルを全面に出すのも大事ですが、何事もやり過ぎてしまっては台無しになってしまいます。
ある程度加減をしながら、スープの研究をしてみましょう。
また、人間は舌にある味蕾(みらい)という器官で味を感じていますが、この味蕾細胞が生まれ変わる為には亜鉛が必要となります。
つまり、亜鉛が不足すると新しい味蕾細胞が生まれなくなり、味覚障害が引き起こされてしまうのです。
ですので、魚介類などをたくさん食べている人と、そうでない人では味覚も異なります。
どんなにがんばっても、全ての人が美味しいと感じるスープを考案することは不可能なのです。
まずは、来客のターゲットを絞った上で、オリジナルのスープの味を考えてみましょう。