家事が出来ない夫が単身赴任
普段、家事を全くしない夫が単身赴任となったら、妻としては心配ですよね。
食事面、洗濯面、掃除面、あらゆることを夫がしなければならなくなります。
妻も一緒に赴任先に行ければ、そのような夫であっても心配はありません。
一緒に行けないとなると、どうしたらいいのでしょう。
おそらく、食事面では外食がほとんどになるでしょう。
朝は、買っておいたパンなどを食べるにしても、お昼ご飯と夕飯は外食になってしまいます。
仕事で疲れて帰ってきて、自分の食事を作るのはかなり大変でしょう。
そして、洗濯ですが、洗濯機の中に衣類を放り込めば、乾燥までしてくれる洗濯機もありますので、不便は感じないかもしれません。
洗濯をしていく中で、乾燥すると縮んでしまう衣類がわかってきて、それは物干しに干したりするようになるかもしれません。
何事もやってみなければわかりません。
掃除ですが、自動で掃除してくれる掃除機もあります。
かなり便利です。
しかし、隅っこまでは行き届かないかもしれません。
それに、段差があると掃除機が進めないので、注意が必要ですね。
このように、技術の進歩は目覚しく、かなり不便は感じずに単身赴任生活を送れるかもしれません。
時々は、妻が様子見がてら、生活面をフォローしてあげられるといいですね。
何も出来なかった夫が、単身赴任が終わった頃には、妻よりも家事に詳しくなっているかもしれません。
日々進化していく夫の様子を楽しむのもいいかもしれませんよ。
子供が単身赴任の夫を嫌がる
子供が大きくなってからの、お父さんの単身赴任は、さほど問題は無いでしょう。
しかし、幼児の場合は、どうでしょうか。
おそらく、お父さんを他人と判断し、お父さんが近付くと逃げてしまったり、泣いてしまったりしてしまうのではないでしょうか。
小学生であれば、「単身赴任」と言う意味を理解し、たまにしか会えないお父さんとの時間を楽しみにして、毎日を過ごすことでしょう。
しかし、幼児は「単身赴任」と言う意味がわからず、お父さんがたまにしか家にいない事を、不思議に思うでしょう。
お父さんに会っても、緊張してしまったりして話せなくなってしまうのではないでしょうか。
また、お父さんもたまにしか帰らない我が家で、のんびりと過ごしたいからと、子供の世話をせずにくつろいでしまっているのではないでしょうか。
それでは、子供も懐きません。
たまにしか帰ってこないからこそ、子供とたくさん遊んであげる事が大切です。
単身赴任先が近場だったらいいのですが、海外など遠い場所だったら、年に1回しか会えない場合もあるでしょう。
そういう時は、テレビ電話などを活用してはどうでしょうか。
週に2回位、電話をする日を決めて、テレビ電話越しに子供との触れ合いを持ってみてはいかがでしょう。
それでしたら、日々変わり行く子供の成長も見れますし、子供もお父さんを忘れることは無いでしょう。
日々進化する技術を活用し、子供とお父さんとのコミュニケーションを図れると良いですね。
妻の単身赴任
単身赴任は夫がするものとは限らなくなってきています。
女性の社会進出が多くなってきているのです。
それに伴い、管理職に就く女性の数も増加しています。
一昔前は、女性は結婚したら仕事を辞め、家庭に入るものと決められている感がありました。
子育ては妻任せで、夫は仕事に行くという図式が決まっていたように思われます。
もしも、妻の転勤が決まった場合、皆さんはどうするでしょうか。
妻が単身赴任をするのか、それとも夫が仕事を辞めて妻と一緒に転勤先に行くというのもあるでしょう。
もしくは、妻と子供だけが転勤先に赴任するか、どの選択肢も選べずに転勤自体を断るかなど様々な選択肢があるでしょう。
妻が単身赴任するなんて、ありえないと考え、離婚を申し出る夫がいるのは事実です。
しかし、女性の社会進出が著しい昨今では、女性の仕事に対する理解も必要でしょう。
結婚したら、妻は家庭を守り、夫が外で働くという考えは古いのです。
単身赴任は企業だけの話ではありません。
研究者も勤務地を転々とします。
現在独身の女性の研究者も、研究を続けて行きたいので、結婚を諦めなければならないのかと悩む方もいるのです。
家庭と仕事を両立していきたいと考えているのに、男性がそれを認めずに結婚を諦めなければならないことになってきているのです。
男性の方も、もっと女性の仕事に対して理解をしなければならないでしょう。
今までの考えを払拭し、女性の社会進出を認めていって貰いたいものです。