海外転勤での妻の準備
夫の海外転勤が決まったら、妻であるあなたは一緒についていきますか?それとも、日本に残り、夫の帰りを待ちますか?転勤先がどこの国か、どのくらいの期間かによっても変わってきますが、ここでは、夫が海外の勤務になった場合、妻が何をするべきなのかを簡単に紹介したいと思います。
まず、海外へ長期滞在・就職となると、ビザを取得しなければなりません。
ビザ以外にも、郵便物の廃止や住民票の移動、通帳・クレジットカードの発行などなど、面倒くさい手続きがたくさん待っています。
次は、転勤先の国・現地の情報を集めておきましょう。
日本とマナーが全く違う地域も多いですし、住みやすい場所や物価、治安、言葉などは、旅立つ前に把握しておく事が大切です。
そして、不要品の処分についてですが、一緒についていく場合、残念なことに家具も一緒にという訳にはいきません。
空輸代はかなり高額ですし、海外へ持っていけない物もあります。
日本にいる間にリサイクルショップへ売るか、大型ゴミにだした方がいいですね。
これら一通りが終了したら、身の回りの必需品を購入しましょう。
海外へ行ったその日からすぐ生活できるように、最低限の生活用品は事前に買い揃えておくと便利ですよ。
その他、一緒についていくのなら、今までお世話になった方への挨拶まわりを忘れずにしましょう。
妻として一番大事な仕事ですね。
ざっと並べましたが、基本的にはこんな感じだと思います。
とにかく、慌てず、焦らずサポート役に徹する事が何よりですよ。
海外転勤と予防接種
転勤する国によって予防接種の種類は様々で、まず何から始めたらいいのか、自分が行く国はどの予防接種を受けたらいいのか、とても不安になりますよね。
そこで、海外転勤する前の予防接種について簡単に紹介します。
日本で受けた予防接種の記録は、転勤先の海外で必要になるので、母子手帳や予防接種証明書を大切に保管しておきましょう。
また、日本語で書かれている証明書を転勤先のお医者さんにみせたとしても、相手はどんな事が書いてあるのか全く理解できません。
自分自身が、その国の言葉で説明できるのであれば問題はないのですが、そうでない場合は、翻訳サービスや知人に依頼するなどして、現地の言葉に翻訳しておきましょう。
予防接種の種類についてですが、転勤先の国や地域、滞在期間や年齢によって細かく分けられます。
その国によって、どの病気がどれくらい流行しているのかも全然違ってきます。
もちろん、予防接種自体に関する決まりも違うので、前もって知っておく必要がありますね。
予防接種と一口にいっても、指定の医療機関で受けるものや、期間をあけて受けるものなど、色々と種類がありますので、必ず病院の指示に従ってください。
日本では国民健康保険などがあるので、保険の適用範囲内であれば、医療費もそれほど高くありません。
でも、海外で病院に行くと、びっくりするくらい高い医療費を請求されてしまうことがあります。
なるべく海外で病院のお世話にならなくて済むように、健康状態は万全にしていきましょう。
健康診断を受けておくのもいいかもしれません。
海外転勤と携帯電話
仕事で海外へ転勤になった場合、携帯電話をどうしたらいいのか困る方がほとんどではないでしょうか?メールと通話のどちらを優先的に考えるかや、海外移住期間によっても変わってきますが、旅行や短期転勤以外は、現地の携帯電話を購入し、使用する事をお薦めします。
日本のメーカーの携帯電話を海外へ持って行って使用するとなると、想像している以上に料金が高額になるという事を覚えておきましょう。
国によって料金は様々だと思いますが、一般的には、海外から日本に電話をかけた場合、1分100円以上かかります。
また、メールを送受信した場合は、1通50円くらいかかります。
海外では、日本のように定額で通信し放題という事が不可能なので、通話をしなくても、パケット通信料だけで日本の数倍の金額がかかります。
ただ、海外対応の純正の充電器が売られているので、それを購入すれば充電して使うことはできます。
とはいえ、万一、故障した場合は海外では対応できません。
諦めるか、修理の為だけに一旦帰国という事になるのでとても面倒です。
一方、海外の携帯電話を使用する上で面倒な点は、メールのやりとりが日本語ではなく、英語であるという事です。
通話よりメールを頻繁にする方にとっては難点ですね。
料金を気にしないという方は、日本語でメールのやりとりができるDoCoMoから発売されている最新機種か、NOKIAから発売されている携帯電話を購入するといいかもしれません。