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有機栽培 肥料
有機栽培に使用できる肥料及び土壌改良資材には色々な種類があります。
植物やその残さ(収穫した後の残骸)から作られるもの、家畜や家きんの排泄物を発酵させたり、乾燥させたりして作られるもの、食品工場などの副産物として作られるもの、有機JAS規定では熔りんや天然塩化加里なども含まれるのです。
植物性の有機肥料として代表的なのは、米ぬかや大豆油粕、ごま油粕、菜種油粕などの油粕でしょう。
動物性の有機肥料には、家畜や家きんとして一般的な牛、豚、鶏の糞や魚の粕などがあります。
牛や豚の骨、鮫の骨を原料にした骨粉も動物性有機肥料です。
魚の鱗から作る蒸製魚鱗やカニやエビの殻から作る甲殻類質肥料粉末も動物性有機肥料だと思います。
海鳥の糞や死骸、卵の殻などが蓄積してできたグアノや藻を乾燥させたものやその粉末、天然物質か科学的処理を行っていない天然物質に由来する木炭や泥炭、ゼオライトやベントナイト、パーライトなども有機肥料です。
ちなみに、有機栽培では全く農薬を使用できないわけではありません。
有機JAS規定に定められた農薬の使用は許されています。
例えば、除草菊乳剤及びピレトリン乳剤(共力剤としてピペロニルブトキサイドを含まないもの)、菜種油乳剤、混合生薬抽出物液剤、シイタケ菌糸体抽出物液剤やクロレラ抽出物液剤、天敵等生物農薬性フェロモン剤などが使えますが、いずれも定められた使用条件を守る必要があります。
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