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有機栽培 野菜
有機栽培の野菜はおいしそうで安全なイメージがあります。
だからこそ、普通の野菜より高くてもわざわざそれを選んで買うのです。
でも、本当に有機栽培の野菜はおいしいのでしょうか?そして、安全なのでしょうか?2004年にミネソタ大学で行われた調査では、有機栽培で育てられた農作物の大腸菌群汚染率は9.7%(通常栽培の農作物の約6倍)だったそうです。
もちろん、充分に発酵していないたい肥が原因ですし、海外での調査結果なので、現在、国内で流通している有機栽培の農作物がどうかはわかりません。
でも、日本の雑誌が行った味比べでは、有機栽培の農作物よりも通常栽培の農作物の方がおいしいという結果が出ています。
つまり、農作物の味は、有機栽培かどうかよりも、その農作物の品種や育てられた環境、新鮮さなどの方が大きな要因になるということみたいです。
また、有機JAS認定を受けるのにはかなりの手間とコストが必要ですから、おいしくて安全な農作物を作り続けて、すでに消費者との信頼関係ができている農家ではあえて認定を受けないこともあります。
この場合は、有機JASマーク表示はできないわけですが、長年、消費者に支持される農作物作りをしてきているので、おいしさも安全性も確かでしょう。
その上、有機栽培認定を受けるための手間やコストを農作物の価格に上乗せしなくていい分、販売価格も抑えられます。
やみくもに有機栽培ならよくて、それ以外の栽培法で作られた農作物はダメだと決め付けるのはやめた方がよさそうです。
でも、有機JAS認定されていないのに、あたかもされているかのような誤解を招く表示をしている農家は信頼できないと思います。
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