営業フォロー
営業フォローが上手にできないと、なかなか営業の成果をあげられず、新規客を増やせなかったり、顧客を減らしてしまったりするでしょう。
新規客を増やすための営業フォローとしては、ウェブサイトなどでアンケートに答えてもらったり、展示会などを開くなどして接触を持った相手に対して、後日、メールや電話、訪問で接触を図って、感触を確かめたり、飛び込み営業に行った先に、お礼のメールや電話をするなどの方法が一般的です。
ウェブサイトや展示会などのイベントをきっかけに、相手のメールアドレスや電話番号のような個人情報を得た場合は、相手の関心が薄れないうちに接触しないと、効果が上がりにくいと思います。
個人情報を残した時点が興味のマックスだとしたら、大抵の場合、その度合いは時間と共に減っていくもの。
複数の会社での展示会だったら、他社が先に営業フォローのメールや電話をしてしまっているかもしれません。
複数の会社が営業フォローした場合、先着順で有利になります。
後になればなるほど、「しつこい」、「対応が面倒くさい」と思われてしまいがちなのです。
新規客を増やすためには、迅速な営業フォローが大切だといえるでしょう。
もちろん、既存客への顧客フォローも疎かにしてはいけません。
とはいえ、忙しい営業マンはなかなか日々の業務の中で効率よく営業フォローができないものです。
上手に営業フォローするためには、会社ぐるみで取り組み、円滑に営業フォローするためのシステム作りやツールの導入が欠かせないといえます。
フォロー研修
フォロー研修とは、入社して半年から二年くらい経った新入社員に対して行う研修のことをいいます。
フォロー研修には、せっかく入社した新入社員の離職を防いだり、仕事への慣れや周囲の悪い先輩達の影響で落ちてしまったモチベーションを回復させる効果が期待できるでしょう。
五月病による離職防止のために、入社後、三ヶ月くらいでフォロー研修を行うこともあるようです。
フォロー研修の内容としては、ビジネスマナー等の基本的なスキルの復習、自己成長のための目標設定の仕方や仕事を効率よく行うのに必要な時間管理のノウハウなどを教えることが多いと思います。
新入社員が抱える悩みや疑問、不安を吐き出させ、仕事に対する意欲を高めることも、フォロー研修の重要な役割です。
忙しい職場では特に、やや戦力になってきた新入社員がフォロー研修のために職場を空けるのが痛手になるかもしれません。
効果的なフォロー研修を社内で行うのは難しいため、専門の業者に依頼するための費用も馬鹿にならないでしょう。
ですが、忙しいなら尚更、仕事に対するモチベーションやスキルをあげなければ、その仕事を続けていくことすら困難になってしまいます。
与えられた業務を惰性でこなしていくだけの社員を抱えているよりも、意欲を持って仕事をする社員がたくさんいた方が会社の業績も上がるはずなのです。
多少のコストがかかっても、フォロー研修を行って、より意欲や能力の高い人材を育てることをオススメします。
アフターフォローメール
アフターフォローメールは、一度その商品やサービスを購入してくれた顧客を継続的なリピーターにしていくためには欠かせないツールです。
新規の顧客を獲得するよりも、一度その商品やサービスを購入してくれた顧客を継続的な顧客にする方がずっと簡単で、売上(もしくは、利益)が上がります。
アフターフォローメールには、ほとんどコストもかかりませんから、出さないともったいないです。
アフターフォローメールを出すタイミングとしては、顧客が商品やサービスを購入した直後、半年から一年くらい経った頃、その商品やサービスの保障期間が切れそうな(でも、修理を依頼しようと思ったら間に合うくらいの)タイミング、使用期限があるものであれば、契約期間が切れる直前、切れた直後などがいいでしょう。
メルマガなども有効な手法ですが、2008年12月1日に施行された「改正特定電子メール法」により、事前に広告・宣伝メールを受け取ることへの同意を得られていなければメルマガなどの広告・宣伝メールを送れなくなったことに注意してください。
配信停止方法も明確かつ簡単にしておく必要があります。
アフターフォローメールとして最低限送っておくべきなのは、商品やサービスを購入してもらったことへのお礼メール、通信販売であれば、商品を発送する予定日や発送済み連絡と到着予定日、商品やサービスへの満足度を確認するメールです。
満足度を確認するメールは、不具合や満足を得られなかったポイントなどを集め、今後、提供する商品やサービスを改善していく上でも重要になります。
クレームをもらった場合、上手に対応することで、より好印象を持ってもらえることも多いですから、面倒がらずに誠実に対応しましょう。